相続いおける専門家 税理士編

相続

「相続に困ったことがあれば税理士まで」は、言われなくてもわかっているという方もいらっしゃるでしょう。
しかし具体的に何をどう相談すれば良いのかは、意外と知られていません。

相続は家族に関わることなので、考えるだけでも骨が折れます。
そこで税理士に上手く相談する方法について、取り上げます。

まずは、相続税がかかるかどうかを確認してみましょう。
相続税は相続が発生した人全員にかかる訳ではなく、基礎控除額以上の相続がある場合にのみに発生します。
つまり言い換えれば、相続税が発生しなければ税理士に頼ることはありません。
基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人数」で割り出せます。
相続財産が3,600万円より以下であれば、相続税は1円もかからないのです。

しかし「うちの相続財産は3,600万円もないから大丈夫」と、安心するのはまだ早いです。
相続財産は預金だけでなく、不動産や自動車も含まれます。
相続財産に不動産が含まれていた場合、3,600万円は軽く超えるでしょう。
基礎控除額だけを算出して相続税がかかるかどうかを判断するのは、非常に危険な行為です。
相続税がかからないからと手続きを放置してしまうと、税務署から「相続税を早く支払え」と催促されるのがオチです。

基礎控除額にきっちりと収まっているかどうかは、税理士に相談して判断を仰ぐしかありません。
中には無料相談を受け付けている所もあるので、訪れてみる価値はあります。

無料相談に臨む際には、何について相談するかを事前に考えておいて下さい。
また固定資産税の課税明細書・預金通帳・証券会社の取引報告書などの書類も、準備しておきましょう。
事務所にもよるので一概には言えませんが、無料相談できる時間は30分と限られています。
30分の間に相談できることはほんの僅かなので、迷っている暇はありません。

また無料相談は1件だけでなく、できるなら複数受けることをおすすめします。
相続の問題は白黒はっきりしておらず、グレーな部分は多いです。
ある事柄に対して「白」と答える専門家もおれば、「黒」と答える専門家もいます。
だから税理士1人の答えだけを信じるのは、あまりおすすめできません。

税理士によっては土地に強い税理士・金融関係に強い税理士・トラブルに強い税理士もいます。
複数の税理士から意見を聞けば、自ずと答えも導かれるでしょう。
相続の問題を上手く解決するには、上手く相談するのが1番の近道です。